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当院独自の取り組み

フレキシブルなローテート

皆さんの希望通りのローテ―トを実現します!

一例として皮膚科に興味を強く持つようになった先生は・・・

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
精神科 地域医療 皮膚科 皮膚科 耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉科 眼科 整形外科 整形外科 脳神経外科 皮膚科 皮膚科

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このように変更しました。

外部講師教育レクチャー

外部講師による研修医へのレクチャーを定期的に開講しています。

年度回数講習内容
H28
H30
H31
各年度
5回
感染症
ミニ講座
臨床における重要なファクターの一つである
「感染症」に関する知識習慣を目的とした講習


学習支援環境

臨床医学は急速に発展しており、書籍媒体では最新のエビデンスに対応していないこともしばしばあります。当院では最新の環境を医師や研修医に提供するために環境を整備しています。

症例発表会

研修医の先生には、学んでいる診療科の症例について院長、副院長ほか当院医師が出席する検討会で発表していただきます。
臨床知識の確認とプレゼンテーション技術の向上を目的として開催されています。

資格取得及び学会参加支援

BLS・ACLS or ICLSの講習会参加支援

救急救命はプライマリケアの中で重要な位置を占めています。研修医には救急救命に対する取り組みとしてBLS・ACLS or ICLSの取得を奨励し、参加費及び旅費を支給しています。
胆振東部地震の際は、市立千歳市民病院JMATの一員として研修医の先生が現場で活動をされました。

年1回国内学会等参加支援

研修医の先生には、道内学会などへの発表や参加を通じて学習を支援するため、参加費及び旅費を支給しています。

なお、道内の学会については、予算の範囲内で必要な都度、参加費及び旅費を支給しています。

院内研修会及び学会発表

院内研究発表会(年1回)

当院医療の発展を目指し、例年、院内研究発表会を開催しており、研修医の先生は1症例を必ず発表しています。

【平成24年度 主な演題及び研修医名】
クラミジア感染を契機に間質性肺炎の急性悪化をきたした1例 (内科)森田 裕介
当院における急性大動脈解離症例の検討 (循環器科)中村 順一
学会発表

当院は、研修医の学会発表について、支援しています。

【平成24年度 主な演題及び研修医名】
第104回日本呼吸器学会北海道支部学術集会
「関節リユウマチに顕微鏡的多発血管炎を合併した11例」
研修医 中村 順一
第104回日本呼吸器学会北海道支部学術集会
「当院でこの4年間に経験したニューモシスティス肺炎の9例」
研修医 森田 裕介
【平成30年度 主な演題及び研修医名】
第70回日本皮膚科学会西部支部学術大会
「水痘ワクチン由来帯状疱疹の2例」
研修医 川村 拓也
第10回千歳臨床医学研究会
「水痘ワクチン由来帯状疱疹の2例」
研修医 川村 拓也
【令和3年度 主な演題及び研修医名】
第130 回日本消化器病学会北海道支部例会
「食道静脈瘤破裂治療に難渋した早期原発性胆汁性胆管炎の1例」
研修医 桂 泰樹
【令和6年度 主な演題及び研修医名】
第86回 耳鼻咽喉科臨床学会 総会・学術講演会
「若年者に発症した頭蓋底骨髄炎の一例」
研修医 津田 亮介

当院症例の特徴など

国際都市

市立千歳市民病院は、北海道の空の玄関口である新千歳空港を抱えるため、北米・ヨーロッパ路線での航空機内で救急患者が発生した場合、緊急着陸、当院への搬送されるといったドラマよりドラマチックな症例を経験することがあります。

ある先輩研修医の感想

 当院は北海道の空の玄関、新千歳空港から近いため、他の病院ではなかなかできない経験をすることがあります。

 北海道旅行中に空港等で具合が悪くなり救急搬送、旅行に来た外国人がホテル内で胸痛があり救急搬送され、心筋梗塞の診断で緊急カテーテル治療など空港が近いことによってこそ経験できる症例があります。

 経験した症例の中でも、ヨーロッパから成田への機内で心肺停止となり、新千歳空港に緊急着陸し、当院に搬送され、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)の診断で緊急カテーテル治療が行われた症例でした。かなり重症であったにもかかわらず、飛行機内、救急車内での心肺蘇生、当院での治療とひきつがれ、脳機能に障害を残さずに退院できたこの症例には感動を覚えました。

人口あたりの分娩数が一番多いまち

千歳市は、北海道で一番平均年齢が若いまち(42.9歳)のため、それに伴い、人口当たりの分娩数が一番多い街になっています。当院は、千歳市、恵庭市及び周辺地域の基幹病院小児科として、急性疾患から慢性疾患までを含めた入院治療、通常の急性疾患や各種専門外来、予防接種、乳児健診等を含めた外来診療を行うことにより、小児科のレアな症例を含め、多くの症例を経験することができます。

ある先輩研修医の感想

 千歳市の平均年齢が若く、小児が多いという地域特性もあって、新生児から中高生に至る幅広い年齢を診ることができます。
 出産数が多く、新生児については蘇生から新生児室での管理など勉強できます。 疾患についても、common diseaseをはじめ、比較的まれな疾患についても数多く経験することができます。
 しっかりとした指導体制の元で充実した研修を送ることができ、当院研修プログラムでは一番のおすすめです。

自衛隊のまち

市立千歳市民病院では、陸上自衛隊や航空自衛隊に所属する医官が疾患に関する知識の習得や技術の取得などの研修を行っています。
このことから、研修の一環として地域特性を学ぶことが重要と考え、北海道における救難の最後の砦である航空自衛隊千歳救難隊を視察して救助・救命等について学んでいます。

救難ヘリに搭乗した先輩研修医の感想

 ドクターヘリでの対応が困難な急患や、海上遭難者が発生した場合、頼りになるのが救難隊の方々です。
 救難機や救難ヘリ搭乗を体験しましたが、隊員と患者が入るスペースを除いては、救命道具がきっちりと収納されており、「あぁ、まさしく最後の砦なのだな」と実感しました。

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