各診療科・曜日によって異なります
詳細は「外来診療日程表」を御覧ください

内科、循環器科、消化器科、小児科、外科、脳神経外科、整形外科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、麻酔科

平日13時~15時
[一部制限あり。詳細は こちら ]

市立千歳市民病院における小児科救急の中止について


これまで市民病院が行ってきた「小児科初期(一次)救急(平日18時~21時・日曜9時~)」は、患者数の減少、土曜、日曜に診療を行う小児科クリニックの市内新規開業に加え、市民病院に勤務する小児科医師の減などの理由により、令和元年7月1日以降のすべての小児科初期(一次)救急の診療を中止します。
 今後の平日の夜間や日曜などにおける市民病院の小児科救急は、入院治療を必要とする重篤な疾患(クリニック等からの転送)や、救急車の受け入れなどを担当する「二次救急」に特化した対応となります。
 7月以降は、診療を行っている小児科クリニックや、休日夜間急病センター(内科系)の利用をお願いします。なお、受診可能な医療機関をお知りになりたい場合には「ちとせ健康・医療相談ダイヤル24(フリーダイヤル0120-010-293)にお問合せ願います。

1 市立千歳市民病院の小児科一次救急の中止について

次の理由から、市民病院では小児科一次(初期)救急を中止し、小児科二次救急(入院等が必要な患者の救急受け入れ)体制を確保いたします。

(1)小児科医師の減員

小児科の医師数は平成26年9月までの5人体制をピークに減少しており、平成31年4月より3人体制となった結果、小児科一次救急の実施が大きな負担となっており、入院が必要な重篤な状態の救急患者への対応やハイリスクな出産に立ち合い、必要な処置を行うなどの対応に支障をきたしております。

(2)小児科一次救急患者数の減

市民病院が平日(月~金曜)の18時から21時までの小児科一次救急を通年で開始した平成15年度においては、年間約4,200人、1日平均17.0人の小児患者が受診していたが、平成30年度では年間約1,400人、1日平均5.7人と約3分の1に減少しています。

(3)地域医療の機能分化・連携強化の視点

①新たな小児科クリニックの開院

市内に2つの小児科クリニックが新規開院し、両クリニックとも平日は18時30分まで診療し、一方のクリニックでは土曜・日曜ともに9時から17時まで診療を行うほか、既に一部の小児科クリニックでは18時まで診療を行っていることから、受診可能な時間が大幅に増加しており、市内小児科の受診環境が大きく改善されています。

②千歳市休日夜間急病センターの開設

市内の小児科クリニックが診療を終えた後の時間帯においては、平成29年9月に開設した休日夜間急病センターが、平日は19時から翌朝7時まで、日曜は朝9時から翌朝7時まで診療を行うなど、休日・夜間の小児科一次(初期)救急対応においても大きく環境が改善されています。

③市民病院の役割

市民病院は千歳・恵庭の医療圏において、唯一の小児入院ベッドを有する医療機関として、二次救急の受入体制を24時間365日確保することにより、市内の小児科クリニックや休日夜間急病センターで対応ができない、入院等が必要な重篤な疾患の小児救急患者(二次救急対象患者)を受入れることで、地域の基幹病院としての役割を果たします。
 これにより、「地域のかかりつけ医」と「二次救急に対応する急性期病院」の役割分担を明確にし、地域全体で質の高い医療を提供する「地域完結型医療」の実現を進めます。


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