医療機器の操作・保守を通して治療をサポートしています
臨床工学科では、現在7名の臨床工学技士により、血液浄化業務、ME機器管理業務、心臓血管カテーテル検査業務、心臓ペースメーカー、人工呼吸器などの生命維持管理装置の操作及び保守業務を行っています。
人工透析室は15床あり、月、水、金曜日午前・午後の2部運用と火、木、土曜日午前の1部運用を行っています。人工透析管理システムでは、透析装置全ての情報を集約・監視し、院内全ての電子カルテ端末でリアルタイムに透析状況が確認でき、安心・安全な透析を提供しています。
人工透析室
透析用患者監視装置
人工透析管理システム
血液浄化装置
血液浄化として、劇症肝炎や薬物中毒に有用な血漿交換・血液吸着、家族性高コレステロール血症・閉塞性動脈硬化症に有用なLDL吸着、溜まった腹水を濾過し体内に戻す腹水濾過濃縮再静注療法など、状況に応じた治療に対応しています。
カテーテルチームの一員として、狭心症のほか、心筋梗塞の検査や治療のサポート、救急対応に伴う機器の操作・保守・点検を行い、安全な検査や治療環境を提供しています。
血管造影検査の様子
ペースメーカーの植込み交換、その後のペースメーカー外来でのフォローアップを行っています。
輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器、生体情報モニターなどの機器を中央管理化し、適切なメンテナンスを行い、いつでも安心して使用できる状態を保っています。
ME室
人工呼吸器
補助循環装置