泌尿器科

泌尿器科全般の治療・手術から血液透析まで、
関連病院と連携しながら治療にあたっています

泌尿器科では、常勤医1名と腎臓外来担当出張医１名により、尿の通り道（腎臓、尿管、膀胱、尿道）、男性の生殖器（前立腺、陰茎、精巣、精巣上体）及びホルモン産生臓器である副腎の病気の診断から治療までを全般的に行っています。また、子供の夜尿症や女性の尿失禁にも対応し、さらに当院では慢性腎不全に対する血液透析・腹膜透析も行っています。当科では、排尿障害に対する生活指導や薬物療法、がんの早期診断ならびに治療、がんに対する緩和治療、保存期腎不全患者への腎代替療法（血液透析、腹膜透析、腎移植）の提示とその実践などに積極的に取り組んでいます。（腎臓外来の開設）

※泌尿器科では診察前に尿検査を行うため可能でしたら来院直前に排尿をせずにお越しください。

【 主な診察内容 】

＜対象疾患・症状＞

• 尿路性器感染症
  膀胱炎、腎孟腎炎、前立腺炎、尿道炎、精巣上体炎　など
  
• 排尿機能障害
  前立腺肥大症、神経因性膀胱、過活動膀胱、尿失禁　など
• 尿路性器腫瘍
  腎臓、膀胱、前立腺、精巣の腫瘍　など
• 尿路結石症
  腎結石、尿管結石、膀胱結石　など
• 小児泌尿器科疾患
  陰茎・精巣・腎臓・尿管のうまれつきの奇形、夜尿症　など
• 女性泌尿器科疾患
  過活動膀胱、腹圧性尿失禁、臓器脱　など
• 慢性腎不全
  血液透析治療、腹膜透析治療、腎移植の説明と実施施設への紹介

＜主な検査例＞

尿検査、超音波検査、レントゲン検査、膀胱内視鏡検査（軟性尿道膀胱ファイバー）、前立腺がんの早期診断検査（PSA検査、前立腺生検）、排尿障害診断に際し、自己記入式排尿日誌の使用　など

＜主な治療（手術）例＞

手術

表在性膀胱がんに対する経尿道的膀胱腫瘍切除術
慢性腎不全患者に対する内シャント造設術、腹膜透析カテーテル留置術
女性臓器脱に対する手術
結石性腎盂腎炎に対する経尿道的尿管ステント留置術

薬物治療

尿路性器感染症に対する抗菌治療
排尿機能障害に対する内服治療
尿路性器腫瘍に対する抗がん剤治療、ホルモン治療
がんに対する疼痛コントロールを中心とした緩和療法

【 医師紹介 】