専門的治療から予防的治療まで、
様々な疾患に幅広く対応しています
脳神経外科では、常勤医1名、嘱託医1名により、水曜日を除く平日週4日の外来診療とともに、随時救急を要する症例対応を行っています。
診療対象となる主な疾患は、頭痛、めまい、口のもつれ、手足のしびれ・脱力、物忘れ、意識障害などの症状を呈する脳血管障害(脳卒中)、脳腫瘍、頭部外傷、脊髄疾患などがあります。当院では、脳や脳血管を画像化するCTやMRI、脳の血流を測定するSPECTなどの検査機器を揃えており、より正確な診断に基づいた適切な治療を提供しています。
治療については、標準的な薬物治療や顕微鏡手術に加え、発症4.5時間以内の脳梗塞に対する血栓溶解療法、脳動脈瘤や頸動脈狭窄などに対するカテーテル治療(血管内手術)も実施可能です。さらに、より高い専門性が求められる外科治療についても、北海道大学脳神経外科との連携で、安心して治療を受けていただくことができます。
脳卒中や頭部外傷の中には、一刻を争って治療しなければならない場合もあり、その結果が生命やその後の経過を大きく左右します。そのため、頭に異常を感じた時は、早め早めの受診が不可欠です。また、脳疾患は一度発症してしまうと後遺症を残してしまうことも多く、予防的治療もとても大切になります。当院では、脳の健康診断である「脳ドック」も実施していますので、特に中高年の方は一度受診されることをお勧めします。
職 | 氏名 | 学会認定資格 |
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診療科長 | 日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中の外科学会技術指導医、日本脳卒中学会認定脳卒中専門医、日本てんかん学会てんかん専門医、小児慢性特定疾病指定医、難病指定医 |