患者さまのお気持ちに応える看護を目指しています
看護部では、病院理念を基盤に看護理念と看護方針のもと、患者さま、ご家族に満足いただける看護を提供できるよう研鑽しております。
私たち看護者の最大の教育者は「患者さま」です。人間愛を基本として、人生の物語の一時期をやむなく病院で過ごす方々と向き合って「患者さまから学ぶ」という姿勢を大事にしています。常に患者さまのお気持ちを優先し、その思いや願いに共感しながら支え、応える看護を目指してまいります。
わたくしたちはいつも誠実に、
より専門的な知識と技術で、安心できる看護を行います
4階 | 4階西病棟(32床) | 4階東病棟(52床) |
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内科・循環器科・脳神経外科・急性期治療室(ACU) | 消化器科・外科・眼科・泌尿器科・緩和ケア病床 | |
3階 | 3階西病棟(55床) | 3階東病棟(51床) |
内科・整形外科・地域包括ケア病床・ 循環器科・脳神経外科 |
小児科・整形外科・産婦人科・ 耳鼻咽喉科・皮膚科・消化器科 |
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2階 | 第二外来 | 手術室(4室) |
産婦人科(助産師外来)・小児科・皮膚科・眼科・泌尿器科・耳鼻咽喉科・透析室 | 中央材料室(併設) | |
1階 | 第一外来 | 救急外来 |
内科・消化器科・循環器科・脳神経外科・麻酔科・外科(ストーマ外来、緩和ケア・がん看護外来)・整形外科・中央処置室・化学療法治療室 | 観察ベッド2台、内視鏡検査室3室、外科一次二次・内科二次・循環器科二次・脳外科二次・小児科二次 |
看護部では各種研修の参加費等の予算を組み、最新の知識・スキルを学ぶためのサポートをしています。また、認定看護師養成研修、助産学専攻科への進学に対して助成制度を導入し、キャリアアップを考える方へ全面的に手厚いバックアップをしています。助成制度を利用し活躍するスタッフもどんどん増えています。
[ 教育理念 ]
[ 教育方針 ]
看護職員に対する教育方針「患者さまのいる現場で看護をする人を育てあう」に基づき、学生にも実習を“患者さまと共に学びあう機会”としてとらえていただきます。現在は看護大学等の臨地実習を受け入れています。将来の看護を担う後輩を大切に指導し、自らも看護者として研鑽していきたいと思います。
最新の知識スキルの習得と個人のキャリア形成に基づき、 看護協会の研修をはじめ、 学会や研修受講を支援しています。 研修後には、 得た学びを伝達による知識の共有を目的として、 研修受講者報告会を実施しています。
当院の院内研修では、看護技術のオンライン学習ツール「ナーシング・スキル」の動画講義を使用し研修を行っています。また、看護技術の資料として、院内及び自宅でインターネットを利用し、自身のスマートフォンやパソコンからもアクセス可能となっています。
院内研修は、市立千歳市民病院クリニカルラダー別に計画し実施しています。
項目 | レベルⅠ | レベルⅡ | レベルⅢ | レベルⅣ | レベルⅤ | |
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ラダー別 | 今後先輩看護師として 身に着けたい社会人基礎力 |
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日常のケアで考える倫理 | ||||||
聴く力 | ||||||
上手な伝え方 | ||||||
成人学習理論に基づく 学びの支援 |
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看護倫理 | ||||||
その他 | 中途採用者交流会(年2回) | 職場適応を支援し、悩みや不安を共有する仲間作りの場 | ||||
研修受講者報告会 | 院外研修参加者の報告・知識の共有 | |||||
トピックス研修 | 各認定看護師による専門領域の研修 | |||||
重症度、医療・看護 必要度研修 |
eラーニングと全体研修 | |||||
職種別 | 看護補助者研修 | 安全対策・感染予防・ケア技術の研修など |
看護職員の実践能力向上を図り、看護の質を向上させることを目的に、当院に求められている看護師(教育理念・教育方針・クリニカルラダーに基づき)を育成するため看護部教育計画に沿って実施・評価しています。
新人が環境に適応し、基礎的な看護技術の習得・看護チームの一員として看護者となるように、現任教育指針に基づく研修を行い、現場教育につなげています。プリセプターには、役割を通じて新人との関わり方や指導を学び、自己成長につなげています。
月 | 研修名 |
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4月 | 新規採用職員研修 |
5月 | 注射・ポジショニング研修 BLS/AED 研修 |
6月 | フィジカルアセスメント・シミュレーター(看護技術)研修 |
7月 | 多重課題・感染予防研修 |
9月 | 急変対応・報告研修 |
10月 | リフレッシュ研修 |
11月 | エンゼルケア研修 |
12月 | 看護過程研修 |
1月 | 人工呼吸器研修 |
2月 | 事例発表 |
※集合研修のあと関連する部署への院内留学を実施しています
月 | 研修名 |
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3月 | プリセプター準備研修 (現任教育指針・アサーティブコミュニケーション |
5月 | 効果的なフィードバック研修(成人教育) |
9月 | プリセプターフォロー研修 |
10月 | リフレッシュ研修 |
[ リフレッシュ研修 ]
[ ポジショニング研修 ]
[ 注射研修 ]
[ 食事介助・口腔ケア研修 ](フィジカルアセスメント・ シミュレーター研修)
看護ケアの質を高めることを目的として、事故の予防・減少に向けた対策の検討や啓蒙活動を行っています。
[ 活動内容 ]
看護業務に関わる業務の改善に取組んでおり、スタッフからの提案をもとに積極的に取り組んでいます。
厚生労働省・看護職員確保対策特別事業のテキストに基づき、組織理念の理解、安全管理、感染予防、業務技術などの研修を行っています。未経験者の方でも安心して働けるように、毎年研修内容を変えています。
ナーシングスキルの動画を活用し、より実践的で役立つ内容にしています。
「助産師」とは、法律(保険師助産師看護師法)で「厚生労働省の免許を受けて、助産又は妊婦、褥婦若しくは新生児の保健指導を行う事を業とする女子をいう」と定められています。
助産師の提供するケアは、出産・育児に向けて妊婦さんの心と体を整えていくお手伝をするほか、お産の時は傍らに寄添い、お産後はお母さん・赤ちゃんにもともと備わっている力を導き出し、そのご家族が安心して過ごせるようサポートしていくことです。
[ アドバンス助産師 ]
当院には、現在アドバンス助産師に認証された助産師が7名在籍しています。アドバンス助産師は日本助産評価機構によって、助産実践能力を審査され一定の水準(レベルⅢ)に達していることを認証された助産師のことです。レベルⅢの認証を受けることで、妊産褥婦やそのご家族をはじめとする社会の人々に、専門職としての説明責任を果たし、助産実践の質の向上に貢献することができます。認証制度は5年毎の更新制のため、助産師は自己の知識や技術をブラッシュアップすることができ、助産実践能力の維持・向上、専門性を高めています。
当院で出産予定の妊娠26週~35週(7~9ケ月)の妊婦さんで、医師の許可のある方は、助産師の妊婦健診を受けることができます。
個別的な保健指導を中心に、普段気になっているけど聞きづらいこと、自分の出産をイメージした計画(バースプラン)など、助産師ならではのアドバイスや相談に応じています。
初めての出産の方はもちろん、お二人目以降の方のご利用も増えています。
詳細はこちらからどうぞ!
予約制で、妊婦さんやパートナーの方にも参加いただき、妊娠中の生活や分娩のお話しなど、 母体や赤ちゃんの健康に関わる話題を取り入れながら、素敵な妊娠生活と自分らしい出産ができるよう個別の質問にもお答えしています。
母親教室でお話しする内容に関する資料を作成しましたのでこちらをご覧ください。
助産師は専門的な判断と技術に基づき、妊娠・分娩・産後の母子へのケアを提供しています。 入院中は、母体の回復をはかりながら、おっぱいに関する悩みや育児に対する不安や疑問を一 緒に解決できるように寄り添います。
退院1週間後の産婦健診では、赤ちゃんの体重の増え方や、お母さんの健康状態を確認して、 授乳や育児、産後の困りごとなどの相談にものっています。また、地域の保健師と連携し、退院後の継続支援にも力を入れています。お母さん方からは、「不安や疑問を解決できて心が軽くなった」「家庭で育児に自信がついた」などの声をいただいています。
おっぱいの状態、飲み方・飲ませ方、乳腺炎、乳首トラブル、卒乳時期の困りごとなど、母乳にまつわる様々な不安や疑問・症状の緩和に向けて、助産師がケア(乳房マッサージを含む)や相談支援を行っています。
日時 | 月~金(祝日を除く)、時間は要相談。 ※乳房ケアは、1〜2時間程度かかります。 |
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利用方法 | 【完全予約制】 当日の午前中(8:30~11:00)までに、電話予約。 ※お子さん連れの場合は、お電話の際にご相談ください。 |
持ち物 | 母子健康手帳、フェイスタオル2枚(乳房ケア用) ※お子さん連れの場合は、赤ちゃんに必要なもの(オムツ、ミルクなど) |
※外来診療時間に直接来院されても、すぐに対応できない場合があります。
急を要する場合は、お電話で相談してください。
予約・問い合わせ先
市立千歳市民病院 産婦人科外来
TEL 0123-24-3000(代表)
3階東病棟は小児科・産婦人科・耳鼻咽喉科・皮膚科の混合病棟です。検査・治療・手術・出産を目的に0歳から高齢者まで幅広い年齢の方が入院されています。
病棟スタッフはみんな明るく、活気があります。
入職した頃は初めてのことばかりで、不安を感じていましが、先輩の見守りのもと看護援助を実践し、今では自立で良いと言われることも増えて自信に繋がっています。
患者さまに「担当で良かった」「ありがとう」と言ってもらえるとやりがいを感じ、看護師になってよかったと思います。(令和5年度採用)
4階西病棟は循環器科・脳神経外科・内科の混合病棟です。一般病床の他に急性期治療室もあり、呼吸循環動態が不安定な患者さまの入院も多く、初めは緊張していましたが、私の成長に合わせ、先輩方は丁寧に育成してくれました。
今では不安なく看護ケアができています。患者さまから感謝の言葉をかけていただいた時に看護師の仕事にやりがいを感じています。(令和5年度採用)
[ 一緒に働こう!男性看護師 ]
当院では男性看護師が19名勤務しており、それぞれ病棟・手術室・救急外来に配属されています。
公私でお互いに支え合いながら、質の高い看護ケアを提供するために悩みや相談 を含め、気軽に楽しく意見交換をしています。
一緒に活躍する仲間が増えることを楽しみにしています。
病院見学をご希望の方は、お問い合わせください。
【看護部】 TEL:0123‐24‐3000 (内線8207)
〜看護助手を募集しています〜
ぜひ一度、見学に来て病院の雰囲気を肌で感じてみませんか?
平成29年4月の認知症ケア加算算定開始とともにチーム活動を開始しました。
令和2年からは医師がメンバーに加わり、毎月症例検討や対応力向上のための研修会を行っています。令和3年からは認知症看護認定看護師が加わり、令和6年4月からは毎週病棟ラウンドとカンファレンスを行い、患者さまが安心して療養できるよう、思いに寄り添いながら、さらなる心温まる医療の実現を目指し活動しています。
当院には、災害看護の研修を終えた登録ナースが15名在籍しています。東日本大震災では北海道看護協会からの要請を受け、順次4名を被災地へ派遣しました。帰院後、支援ナースは、看護を通して被災者と触れ合い、生活空間を共にすることで感じたことを、院内報告会で発表しました。また、市民に向けた報告会や災害支援ナース養成研修などを通し、貴重な体験と学びを伝達しています。部署において災害支援ナースを中心に各現場レベルでの訓練を行っています。今後も訓練等を通じて、いつでも対応できるよう災害看護について学びを深めていきたいと思います。平成30年9月の北海道胆振東部地震では、1名が被災地へと派遣され、令和6年1月の能登半島地震では、JMATとして6名の看護師が派遣されました。
BLS・AEDチームは、医師、看護師及びコメディカルで編成され、患者さまの容態が急変した時に、医師が到着するまでの対応がスムーズにできるよう、委託業者を含めた全職員の救命に対するスキルアップを目指しています。感染対策を徹底して行っています。
当院では地域の訪問看護師さんやケアマネージャー、当院スタッフが繋がることで、より良い継続ケアを提供できる関係作りのために地域医療連携室と協力して“ケアカフェ”を開催しています。(3回/年)退院後の療養状態やケア方法など、お互いに相談し合うことができ顔の見える関係づくりができています。