(1)快適性
1万㎡の近隣公園や自然防風林との連携を図り、病棟に光庭を配置し、また、バリアフリー化の徹底や院内感染防止に配慮しています。
(2)安全性
道内でも数少ない免震構造を採用。143本の耐震構造体を使った病院は、大地震から病院内の人命を保護することはもとより、被災者の方の医療活動を継続して行うことができます。
(3)省コスト
自然光の取り入れや、空調系統の細分化による効率的な室温管理、建物の高断熱化により省コストが可能な施設になりました。
(4)環境調和
木材など環境にやさしい天然素材の採用や病院から発生する汚染水などを安全に処理する仕組みづくりをするとともに、天然ガスを主エネルギーとして採用し、二酸化炭素の排出を低減しました。
また、病院敷地内の緑地や光庭に、色彩や香りなどにも配慮して花や植物を植え、周辺環境に調和した景観としています。
天然木の使用で温もりのある病室
男女別の車椅子用トイレ、大人用のベッドがある多目的トイレを設置しました。エレベーターにも工夫を凝らすなど、お年寄りや障害のある方にもやさしい「バリアフリー」の建物になっています。
高度な急性期医療に対応するため、循環器科や脳神経外科を設置し、また、救急医療の充実にも努めています。
さらに、市民の健康管理のため、最大50人規模の健診センターを設置、人間ドックや脳ドックも行っています。
大きく光を取り入れた外来待合室や病棟においては、きめ細かな温度管理ができる空調設備を採用しています。各階に設けた光庭に出て植物に触れることもできます。
また、歩行訓練などは、広いリハビリテーション室のほか、隣接する公園でもできるようになっています。
医療情報システムの運用や自動再来受付機の使用、また、会計も自動支払機を導入し、待ち時間の短縮にも取り組んでいます。
自動再来受付機
料金自動支払機(クレジットカード支払対応)