セカンド・オピニオンに関する方針

セカンド・オピニオンとは

患者様が検査や治療を受けるに当たり、主治医以外の専門的な知識を持った医師に求める意見のことを『セカンド・オピニオン』といいます。

医療に関する専門知識が十分ではない患者様にとっては、主治医から詳しい説明を受けただけではすぐに重大な決断ができないことがあり、その場合、他の医師の考えを聞いてみたいと思うのは当然のことです。

複数の専門医に相談して意見を聞くことにより、患者様ご自身が納得できる治療方法を選択できるようにするために、セカンド・オピニオンを求めることは、尊重されるべき患者様の権利です。

セカンド・オピニオンに関する方針

治療方法を決定するのは患者様ご自身ですので、当院では十分な説明と同意（インフォームド・コンセント）および自己決定権の尊重が最も重要なことと考えていますが、さらに、複数の専門医の意見を聞くことにより、患者様がより納得の得られる治療方法をご自身で決定できるよう、セカンド・オピニオンを推奨しています。

1. 他の医療機関の医師の意見をご希望する場合
   当院の担当科へ『セカンド・オピニオンを受けたい』旨のご連絡をください。患者様が希望する病院を紹介し、セカンド・オピニオンの外来を担当する医師が適切に判断できるよう、当院での診療情報提供書や検査・画像などの資料を提供します。
2. 当院の医師の意見をご希望する場合
   今かかっている医療機関の主治医の紹介状が必要となります。「セカンド・オピニオンを市立千歳市民病院で受けたい」とのご希望をお話しいただき、紹介状（診療情報提供書）、資料（検査・画像等）をご持参ください。ただし、診療科によってはご希望に沿えない場合がありますのでご了承ください。

平成23年8月1日
市立千歳市民病院　院 長